神の眼差し
シングルマザーのアルマは、早朝が嫌いだと言います。静けさは不安を呼び、家事をしていても、お金の心配や、子どもたちの健康や学業のことを考えてしまうと言います。夫が出て行ってから、女手ひとつでこどもを養育するのは大変だけれども、神が目を留めておられることを信じていると言います。仕事を掛け持ちする体力をくださって日々の必要を賄い、子どもたちが神の教えを毎日受け取るように導いてくださると語ります。
心を知るお方
前の客が会計を終えたので、そのセルフレジに行って会計を始めました。するといきなり怒られました。私はその人がレジに並んでいたことに気付かなかったのです。自分のミスですから、即座に謝りました。ところが彼女は、わざとやったと私をののしったのです。
私たちのために戦われる神
コロラド州のある女性は、我が子を守るためならば何でもすると証明しました。ある日、外で遊んでいた5歳の息子の叫び声がしたので駆けつけると、なんと野生のピューマが息子の上にのしかかり、息子の頭にかじりついています。彼女は無我夢中でピューマに飛びかかり、その口をこじ開けて息子を救い出しました。彼女の捨て身の行動から思い出すのは、母性を用いて神の保護を表す聖書のみことばです。
信頼できる愛
私の心には複雑な感情が渦巻いていました。以前、親しい人の行為に深く傷つき、それを当人に伝えたことで、絶交という結果になった辛い経験があります。相手がはぐらかしたからです。彼女が地元に戻ってきていることを今日聞いて、過去がよみがえり、心が乱れました。
みなしごの父
ニューヨーク市の児童福祉課の職員ガイ・ブライアントは、里親が即座に必要なケースに連日遭遇します。彼は独身で子どもはいませんが、何かしようと行動しました。里親を10年以上も続け、里子は50人を超えます。一度に9人の面倒を見た時期もありました。彼は言います。「住む所が無い子がいて、自分の家と心にスペースがあるなら、考える必要はありません。行動するだけです」。成長した里子たちは、各々自分の人生を築いていますが、今もブライアント家の鍵を持っています。日曜日には「パパ」とランチをしようと、たびたび戻ってきます。多くの子が父親の愛情を味わいました。
神の優しさ
大学生の頃、うつの発作によって無力感と絶望感に何度も襲われたという実業家の話を聞きました。残念なことに、彼は医者に行かず、とんでもない計画を立てました。自死に関する本を図書館で予約し、命を絶つ日を決めたのです。
イエスはここにいらっしゃる
高齢の大伯母は病床にありました。白髪を後ろに流し、しわだらけの頬でしたが、笑顔でした。見舞いに行った私たちに、もう多くを語りませんでしたが、「寂しくはないのよ。イエス様がここにいらっしゃるからね」とささやいたことを覚えています。
天からの食べ物
スイスのオルテンで、2020年8月、チョコレートの雪が降りました。チョコレート工場の換気システムが誤作動を起こして、チョコレートの粒子を放出した結果、道路や車がチョコレートでおおわれ、町中が甘い香りに包まれました。
祝福の脇を通り過ぎる
ノースカロライナ州の貧しい移民の少年、12歳のコンラッド・リードは、1799年、家の畑で輝く石を見つけました。持ち帰って父に見せましたが、彼はその価値に気付かず、ドアストッパーにしました。家族は何年も、その脇を通り過ぎていましたが、ついに地元の宝石商の目に留まり、金塊だと分かったのです。リード家は大金持ちになり、その畑はアメリカ合衆国で最初の大規模な金の採掘場になりました。