Category  |  信仰

主は今日よみがえられた!

チャールズ・シメオンは、英国ケンブリッジ大学に通う前、大好きな馬や服に多額の金を使っていました。しかし、大学で必須の聖餐(せいさん)式にあずかるうちに信仰について考え始めました。そして数々の信仰書を読んだ後、1779年4月4日のイースターの早朝、劇的に回心しました。目覚めると「イエス・キリストは今日よみがえられた! ハレルヤ! ハレルヤ!」と叫んだのです。そして聖書の学び、祈り、礼拝に打ち込むようになりました。

神のメッセージ

遠方で会議に出席中、「お伝えしたいことがございます」と会場係からメモを手渡されました。何ごとかと一瞬ドキッとしましたが、甥っ子が誕生したとのメッセージ。大喜びしました。

身代わりのイエス

裕福な20歳の若者が公道でカーレースをして歩行者をはねて死亡させました。3年の実刑判決を受けましたが、裁判に出廷し、懲役に服した男は、金で雇われた身代わりだったようです。その国では容姿の似た人を雇って服役逃れが行われることがあるのです。ひどい話です。

実のあるキリスト者

シンディは非営利団体に転職し、違いを生む仕事に関われると興奮していました。しかし、同僚たちの熱意の無さやパフォーマンスの低さに失望しました。遠目には素晴らしくても、近くで見るとがっかりでした。

基本を見誤る

マクドナルド社は、クォーターパウンダー・バーガー(4分の1ポンド、約113グラム)でファストフード界を席巻していました。競合店のA&Wは、1980年代、より大きいサードパウンド・バーガー(3分の1ポンド、約151グラム)を同価格で販売し、追い落としを試みました。ブラインドテスト(目隠しで味を比べる消費者調査)では何度も好成績を収めましたが、発売後は客に見向きもされず失敗しました。調査の結果、原因は消費者の誤解でした。サードパウンド・バーガーはクォーターパウンダーより小さいと勘違いしたのです。

イエスによるルネサンス

レオナルド・ダビンチはルネサンスの巨人で多大な業績を残しました。しかし日記には「私たちの惨めな時代」と記し、人は「どんな記憶も残さず」死ぬと嘆きました。また「生き方を学んでいると思う一方で、死に方を学んでいた」と述べました。本人が思う以上に真理に近かったようです。

喜んで信頼する

殺処分の運命だった保護犬のルディーは、その数日前にリンダに引き取られました。それから10年間、ルディーはリンダのベッドの脇で穏やかに夜を過ごしましたが、突然、ベッドに飛び乗って、彼女の顔をなめるようになりました。リンダは叱りましたが、毎晩、同じことが起こりました。やがて、リンダが座ると必ず膝の上に飛び乗り、顔をなめるようになったそうです。しつけ教室に連れて行かなければと思った時、ふと、彼女の顎の同じ所をルディーがなめていると気付きました。不安になって医者に診てもらうと、微小腫瘍(骨のがん)が見つかりました。発見がもう少し遅れていたら、助からなかっただろうと告げられました。リンダはルディーの本能を信じてよかったと思いました。

天国の主人

シンガポール労働省は2022年、全ての外国人家事労働者に最低月1日の休日を与えるよう通達し、1日分の賃金の上乗せは適用できないと決めました。しかし雇用主たちは、介護や家事の担い手が無い日ができると憂慮しました。その問題は外部委託で解決されましたが、使用人に休息の必要性があることをおもんぱからない態度は、簡単には解消しませんでした。

『わたしはある』

ジャックは哲学と文学の教授で才気に富み、15歳で無神論者だと宣言し、成人後もその「信仰」を堅持しました。キリスト者の友人たちの説得を「だれもかれも、何もかもが相手側と結託していた」と語ります。しかし、聖書が他の文学や神話と違うことは認めざるを得ませんでした。「もし神話が事実となり、受肉されたならば、まさしくこのような表現になっただろう」と福音について述べました。