物語は終わっていない
英国の刑事ドラマ『ライン・オブ・デューティー 汚職特捜班』の最終回の視聴率は記録的でしたが、悪の勝利を示唆する後味の悪いエンディングに、多くのファンは失望しました。ある人は「正義が勝ってほしかった。そういう道徳的な結末が必要だ」と語りました。
人が必要な人
デイブ・キンドレッドは、スポーツライターとして殿堂入りを果たし、モハメド・アリの伝記も書きました。引退後、退屈しのぎに、地元の学校の女子バスケットボール部の試合に通い始めると、やがて記事を書いてネットに投稿するようになりました。母と孫が亡くなり、妻が脳卒中に倒れると、彼は、部活の選手たちに支えられていると感じました。「チームが私を救ってくれた。私の人生が暗転したとき、……彼女たちは光だった」と語っています。
生ける水
エクアドルから花束が送られてきましたが、しおれていました。しかし、説明書通りに水揚げすると、翌朝はすっかり生き返っていて、見たこともない花を楽しみました。これは、新鮮な水の力です。イエスの「生ける水」を想起させました。
想像力豊かな信仰
嵐の前ぶれの強風に白樺の若枝がなびいています。「ほら、おじいちゃん。木が神様に手を振ってるよ!」と、はしゃぐ孫の姿に笑みがこぼれました。同時に、自分にもあんな想像力豊かな信仰があるかしらと自問しました。
心を育む
スコットランドのグリーノックの小学校では、産休中の教員3名が2週間ごとに赤ちゃんを連れて来て、児童たちと交流します。児童たちは赤ん坊と遊ぶことで共感や思いやりを学びます。一番良い影響を受ける児童は、個別指導が必要な「ちょっと難しいタイプ」の子だといいます。子どもの世話をすることは大変だと知り、人を思いやることを学ぶのです。
大水から救い出す
天気予報の3倍以上の大雨が、2021年8月、テネシー州のウェイバリーで降り、数百件の家屋が倒壊し、20名の犠牲者が出ました。熟練のヘリコプターパイロット、ジョエル・ボイヤースの思いやりと高い技術が無かったなら、さらに多くの人命が失われていたでしょう。
ハレルヤ!
ヘンデルの「メサイア」は、毎年、世界中で何千回も演奏されている、最も有名なクラッシック音楽の一つです。驚くべきことに、ヘンデルは、わずか24日間でこれを完成させたといいますが、非常に壮大な作品です。演奏が始まってから約2時間後に歌われる「ハレルヤ・コーラス」で、クライマックスに達します。
私の居場所
過越の祭りは、ユダヤ人が神の救いの御業を祝う伝統行事です。お祝いの食事の後、教会の人たちは輪になって楽しそうに踊りました。バリーは微笑みながらそれを見つめ「これが、私の家族、私の居場所です。私が、愛し愛される場所、帰属意識を持てる場所です」と言いました。
御名を頼りにする
子どもの頃、学校が辛くなった時期がありました。数人の女の子たちからひどいいじめを受けていたからです。そこで、休み時間は図書館に逃げ込んでキリスト教の児童小説を読んでいました。初めて 「イエス」という名前を見たときをよく覚えています。なぜか、私を大切にしてくれる方の名前だと思いました。その後の数ヶ月、いじめを恐れつつ学校の門をくぐるとき、「イエスさま、私を守ってください」と祈りました。イエスに見守られていると思うと落ち着き、心強く感じました。やがて、彼女たちは私をいじめることに飽きて離れていきました。