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再発見

デンマークを1970年に訪れた某自動車会社の重役は、1939年製のビュイック社のデュアル・カウル・フェートン(折りたたみ式の幌を備えたオープンカー)を所有している人がいると知りました。生産には至らなかった、唯一無二の車の発見でした。彼は喜んでそれを購入し、復元のために尽力しました。現在、この車は、世界的に有名なクラシックカーコレクションの一つです。

愛の絆の内に

母を看病するために、家族や友人から遠く離れた町のがん治療センターにやってきました。心細く不安でしたが、荷物を運ぼうとした時、笑顔の素敵な人が助けてくれました。フランクです。母のいる6階に着く頃には、彼に付き添う妻のロリにも会おうと決めていました。私たちはすぐに打ち解け、家族のようになりました。共に神を仰ぎ、互いに頼り合いました。一緒に笑い、愚痴を言ったり、​​泣いたり、共に祈ったりしました。ホームシックを感じながらも、私たちは、支え合う中で、愛の絆を深めていきました。

ろうそくを灯して

ニューイングランドの暗黒日、1780年5月19日は、朝から暗く、正午になっても太陽は見えなかったそうです。カナダの大規模な森林火事の煙が原因と言われていますが、多くの人は、最後の審判の日が来たのかしらと思ったそうです。コネチカット州の議会では、一時休会が提案されました。しかし、アブラハム・ダベンポート議員は、次のように言いました。「休会に反対です。最後の審判が近づいているのかもしれませんが、そうでない場合は、休会の理由はありません。また、そうであった場合は、務めを果たしている時に、審判を仰ぎたいです。ろうそくを持ってきてください」

共に集まるとき

国連が発表する世界幸福度報告によると、デンマークは世界で最も幸せな国の一つです。彼らは暗く長い冬を温かい飲み物やおいしい食事を友人と楽しむことで乗り切ります。そういう居心地の良さを「ヒュッゲ」と言います。「ヒュッゲ」は、他の国のように太陽の恩恵を受けられないという生活のマイナス面を補ってくれます。大切な人と食卓を囲むというシンプルなことで、心が満たされるのです。

知ることが苦痛

グランドキャニオンで25日間のラフティングの旅を終えたザック・エルダーと仲間たちは、ゴムボートを回収しに来た人から、恐ろしい新種のウィルスについて聞かされました。パンデミックの前に旅に出ていたので、最初は冗談だと思いましたが、峡谷を出て電波が入ると、携帯電話に親たちから緊急メールが次々に届きました。彼らはぼう然とし、川に戻って現実逃避をしたいと思いました。

灯りをともして

闇夜にポツンと立つ小さな建物が映し出されました。玄関ポーチの脇のランプの灯りが、そこに入ろうとする客の足元を照らしています。あるホテルチェーンのCMですが、それは「あなたのために灯りをともしておきます」という一節で終わります。あのランプの灯りは、歓迎の印のようなものです。通りがかりの疲れた旅人に、快適な休息の場所があると伝えて、中に入るように招いています。

種を蒔く

植物学者ウィリアム・ビールは、1879年、20本の瓶にいろいろな植物の種子を詰めて地中に埋めました。種子生存率実験を試みたのです。20年ごとに1本の瓶を掘り出し、中の種を蒔きます。そして、どの種が発芽するかを見るのです。

愛してすがる

ザックは、お茶目で賢く、人気者でしたが、人知れずうつの症状と闘っていました。そして、15歳で自死。母のローリは「才能豊かな人気者が、なぜそんな所まで追い詰められるのか理解できない。本当に悔やまれる」と語りました。神に悲しみを注ぎ出すときは、まるで時が止まったような静けさで、息子の自死の後に感じた深い悲しみは、それまで経験した悲しみとは次元が違ったと言います。しかし、ローリとザックの家族は、神によりかかったり、人から助けてもらったりして、強められていきました。今は、うつ状態の人たちに寄り添う活動を続けています。

神の摂理

オンラインのDVDレンタルサービスの新興企業が、2000年、当時の業界最大手ブロックバスターに5000万ドル(約50億円)で自社の売却を持ちかけましたが、断られました。しかし、買収されなかった結果、その企業、ネットフリックスは、加入者1億8,000万人以上、時価総額20兆円を超える巨大企業となりました。一方のブロックバスターは倒産。未来の予測はできないものです。